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カラフルなフルーツバス停を見ながら国道207号を北上して、最後のフルーツバス停を通り過ぎたら長崎県から佐賀県へ入りました。



国道207号が佐賀県太良町の町中へ入るとこの様な看板が見えてきます。太良町は潜水漁が盛んなところで、この看板も何度も見ていますが、いつ見ても「もぐり発祥の地」って何となく変な感じがしますよね(笑)




そして国道沿いにはこの様な看板がいくつも立っています。太良町は干満差が日本最大の有明海のなかでも特に干満差が大きくて、最大では7m近くも干満差があるそうです。潮の満ち引きは月の引力で発生するので、太良町はまさに月の引力を実感できるところなんですよね。




国道207号をさらに進むと「海中鳥居」と書かれた標識が見えてきたので、矢印に従って右折して海岸へと向かいました。




国道207号を右折するとすぐに海岸へ出て、陸地から海中へと続く真っ赤な鳥居が見えてきました。この鳥居が標識に書かれていた海中鳥居です。




ここにはこの様な案内図があって、この鳥居は「大魚神社(おおうおじんじゃ)」の参道に建つ鳥居で、有明海の沖合に浮かぶ沖ノ島からこの海中鳥居を通って大魚神社、多良岳へと一直線に伸びていました。




沖ノ島がある有明海の沖合を望遠で撮影してみると、かなりぼんやりした画像になりましたが、灯台らしきものだけが見えました。沖ノ島は干潮時のみ姿を現す島(岩礁)なので、今は海中に隠れているようですね。




この画像はこの後に訪れた道の駅「鹿島」の敷地内に立てられていた沖ノ島の説明板の一部です。これを見ると沖ノ島は干潮時には男島、女島の二つの岩礁が姿を現すようですね。




沖ノ島にはこの様な伝説があって、道の駅「鹿島」の駐車場の一角には「おしまさん」の小さな石像もありました。




ズラリと並んだ赤い鳥居のうちの陸上に建っている鳥居の扁額を見ると沖之神と書かれていました。




海中に建つ鳥居は正面から見ると2本に見えましたが、少し斜めから見たら3本ありました。今は満潮で3本の鳥居は足の部分が波に洗われていますが・・・




これは数年前にここを訪れた時の画像です。この時は潮が引いて沖のほうまで陸地になっていて、歩いて鳥居の先まで行けました。




海中鳥居のすぐ横ではこの様な光景が見えました。車が停まっているところは「太良海中道路」といって沖へ伸びる道路があるところですが、今は満潮なので手前に僅かに路面が見えるだけで、その先は沖に向かってズラリと並んだ電柱だけが見えています。




この画像も数年前の干潮時に訪れた時のものです。この時は沖へ伸びる道路が姿を現していて、沖の方には豆粒のように小さく車が停まっているのが見えました。




太良海中道路と大魚神社の海中鳥居を一緒に撮影したらこんな感じに見えます。手前の真っ白な砂浜がとてもきれいですが・・・




近づいて砂浜をよく見てみると、真っ白に見えたのは砂じゃなくて全て牡蠣などの貝殻でした。




海中鳥居のすぐ近くには、松が植えられて石灯籠などが置かれたミニ庭園のようなところがありました。




そして石灯籠の上には誰が置いたのか?真っ赤に塗られたハート形の小石が牡蠣殻に乗って置かれていました。



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