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福岡県へ出かけた記事を載せ始めたばかりですが、一昨日は世界三大花木のひとつといわれる「ジャカランダ」の花が見頃を迎えた宮崎県日南市へ出かけたので、季節限定の話題なので先にひとつだけ載せます。


ジャカランダの花が見頃を迎えたのは、宮崎県日南市にある道の駅「なんごう(南郷)」の周辺ですが、ここはお家から250㎞ほどの距離があるので、早朝のまだ辺りが真っ暗な4時前にお家を出発して、ここへ到着したのは道の駅がオープンする直前の9時頃でした。




道の駅「なんごう」では例年この時季になると「ジャカランダまつり」が開催されていますが、昨年は台風などの影響もあって花がほとんど咲かず、その前は新型コロナの影響などもあったので、この時季にここを訪れるのは数年ぶりになります。




今年のジャカランダは台風の影響も受けずに順調に開花が進んでいて、例年以上に多くの花が咲く予想なので、道の駅の敷地内にはこの様な幟がたくさん立てられていて、この時季の道の駅「なんごう」はジャカランダ一色って感じなんですよね。




道の駅「なんごう」の背後の山にある宮崎県農業試験場の広大な敷地内には、亜熱帯植物支場や有用植物園などがあって、日本では唯一の約1000本といわれるジャカランダの群生地があるんですよね。




道の駅の駐車場に車を停めたらさっそくジャカランダの花の観賞ですが、道の駅の背後の山に登らなくても国道448号沿いにもたくさんのジャカランダの花が咲いていました。画像を見るとあまり大きな木には見えませんが、ここは道路の横が谷になっているので、このジャカランダの木は高さが数mほどあるんですよね。




これは数年前にジャカランダまつりに訪れた時の画像です。この木は道の駅の背後にある山の中腹に群生していたジャカランダですが、この木も道路よりもかなり下から生えていて、高さが10m近くあったんですよね。




ジャカランダは熱帯、亜熱帯の植物(樹木)で、一般的にはあまり馴染みがありませんが、温暖な気候の日南市では道の駅の周囲の斜面などにジャカランダの大木が群生しているんですよね。




ジャカランダの花のアップです。淡い紫色をしたとても上品な花で花言葉は「栄光」、「名誉」だそうです。




澄み切った青空を背景にして淡い紫色の花を咲かせたジャカランダは絵になる光景ですね。まだ蕾も多くて3分咲?って感じなので、まだしばらく(6月中旬頃?)は花を楽しめそうですね。




ジャカランダは成長すると高さが10m以上になる高木で、ここではそれらの木が群生しているので、全体は撮影し辛いんですが、若木はこんな感じで根本付近から何本もの幹に分かれていて、その先のほうだけに葉っぱや花が着いています。




そして葉っぱはアカシアやネムノキのような形をしていて、小さな葉っぱが左右にズラリと並んでいて鳥の羽のような形状をしているんですよね。




ここにはこの様な看板もありました。日南市のジャカランダは自生じゃなくて、東京オリンピックの年にこの地へやって来たそうですが、気候がジャカランダの成長に合っていたのか?60年の歳月を経て今のような群生地になったんですね。




道の駅「なんごう」ではジャカランダの苗(若木)もたくさん売られていたので、買って帰りたい気もしましたが、我が家で冬を越して花を咲かせるのはちょっと厳しそうなので諦めました。



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