今回は時間にたっぷり余裕があって特に目的も無かったので、道の駅「北川はゆま」を出発したら、すぐ近くにある北川湿原へ行ってみました。
道の駅の入口付近にはこの様な看板が立てられていて、前々から気になっていましたが、この道の駅は宮崎方面へ出かけた時には、行きは早朝に立ち寄って、帰りは夕方に立ち寄ることが多いので、ここはすぐ近くにあっても時間的に一度も訪れたことが無いんですよね。
この画像は道の駅「北川はゆま」の駐車場から撮影した入口付近です。左に見える歩道橋を潜ったら東九州道の北川ICで、その横には道の駅の敷地内から坂を登って行く道があって、ここを進めば北川湿原へと行けます。
北川湿原への道は東九州道の高架を潜って北川に架かる橋を渡りますが、その先は田園の中を走る片側一車線の広い道路になります。
そして数百mも進むと細い道への分岐点があって「家田湿原 入口(えだしつげん いりぐち)」と書かれた案内板が見えてきました。ここを訪れるのは初めてでルートが全く分からなかったので、案内板に従ってここを右折して車一台がやっと通れるほどの狭い道へ入りました。
この狭い道の途中には「家田湿原 遊歩道入口」と書かれた看板も立てられていましたが、周辺には駐車スペースが全く無かったので、そのまま先へ進むと「やまんはな橋」と書かれた小さな橋があって、その先で広い道路と合流して頭上には東九州道の高架が見えました。
やまんはな橋のたもとには「家田湿原の紹介」と書かれた説明板が立てられていました。ここが総称で北川湿原と呼ばれる家田、川坂湿原のうちの家田湿原のようでした。でも周辺には駐車スペースも無かったので、ここを通り過ぎて広い道路まで出ました。
広い道路へ出るとすぐにトイレなどがある駐車場の入口がありました。この道路は家田湿原入口の案内板が立っていたところを曲がらずに、そのまま進んだ道でした。先ほどの分岐点に「直進すると駐車場あり」の案内板があれば狭い道を通らずに済んだんですけどね(笑)
左の白い建物はトイレで、右側の建物は休憩などができる東屋でした。そしてトイレの前は舗装された駐車場になっていて、普通車が数台と大型車が2台停められるようですが、ここには未舗装の広いスペースもあったので、かなりの車が停められそうでした。そしてここからは家田湿原がすぐ眼下に一望できました。
駐車場に車を停めたらさっそく家田湿原へと向かいました。途中には「サイコクヒメコウホネ 大群生地」と書かれた看板が立っていました。サイコクヒメコウホネは漢字では「西国姫河骨」と書くそうですが、宮崎県では絶滅危惧種に指定されているそうで、ここには合わせて1000株以上ものサイコクヒメコウホネの大群生地があるそうです。
やまんはな橋のたもとに立てられている「家田湿原の紹介」の説明板です。これによると全長3㎞ほどの湿原に26種類もの絶滅危惧種があって、ここで発見された新種もあると書かれていました。
そしてサイコクヒメコウホネの説明もありました。日本一の群落や非常に珍しいなどと書かれていて興味をそそられますね(笑)
やまんはな橋の上から眺めた家田湿原です。湿原というと沼地のようなところをイメージしますが、ここは清流のようなきれいな水が流れる小川でした。宮崎県の「川南湿原」や、大分県の「タデ原湿原」などは木製の遊歩道が完備されていて、普段履きの靴でも観賞ができますが、ここにはそのような遊歩道も無くて、川岸のぬかるみに雑草が生い茂ったところ歩いて観賞するようでした。
サイコクヒメコウホネの群落です。これはやまんはな橋から見えた小さな群落ですが、この先にもたくさんの群落がありました。
そして群落をよく見ると、水中から伸びた茎の先に黄色い小さな花が咲いていました。サイコクヒメコウホネの花期は6月から10月とかなり長いので、この先も当分は楽しめそうですが、花は小さくて群生地も少し距離が離れているのでうまく撮影ができないんですよね。
案内板には岸辺の希少植物を踏まないようにとか、マムシに注意などとも書かれていたので、最初は近くまで行くのを躊躇しましたが、どうしてもサイコクヒメコウホネの花をきれいに撮りたくて、意を決して川岸まで行きました。でも行きも帰りもぬかるみにはまってしまって靴が泥だらけになってしまいました(笑) 画像の奥のほうに見えている小さな橋が やまんはな橋です。
今回は北川湿原を構成する家田湿原と川坂湿原の両方へ行くつもりでしたが、家田湿原がこんな状態だったので、川坂湿原へ行っても満足な見学は出来ないだろうと思って断念しました。
道の駅に湿原の案内看板を掲示するのなら、長靴が必須と一言でも書いてくれるとありがたいですね。ドライブの途中で道の駅を訪れる人は車に長靴なんてまず積んでませんからね。
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道の駅の入口付近にはこの様な看板が立てられていて、前々から気になっていましたが、この道の駅は宮崎方面へ出かけた時には、行きは早朝に立ち寄って、帰りは夕方に立ち寄ることが多いので、ここはすぐ近くにあっても時間的に一度も訪れたことが無いんですよね。
この画像は道の駅「北川はゆま」の駐車場から撮影した入口付近です。左に見える歩道橋を潜ったら東九州道の北川ICで、その横には道の駅の敷地内から坂を登って行く道があって、ここを進めば北川湿原へと行けます。
北川湿原への道は東九州道の高架を潜って北川に架かる橋を渡りますが、その先は田園の中を走る片側一車線の広い道路になります。
そして数百mも進むと細い道への分岐点があって「家田湿原 入口(えだしつげん いりぐち)」と書かれた案内板が見えてきました。ここを訪れるのは初めてでルートが全く分からなかったので、案内板に従ってここを右折して車一台がやっと通れるほどの狭い道へ入りました。
この狭い道の途中には「家田湿原 遊歩道入口」と書かれた看板も立てられていましたが、周辺には駐車スペースが全く無かったので、そのまま先へ進むと「やまんはな橋」と書かれた小さな橋があって、その先で広い道路と合流して頭上には東九州道の高架が見えました。
やまんはな橋のたもとには「家田湿原の紹介」と書かれた説明板が立てられていました。ここが総称で北川湿原と呼ばれる家田、川坂湿原のうちの家田湿原のようでした。でも周辺には駐車スペースも無かったので、ここを通り過ぎて広い道路まで出ました。
広い道路へ出るとすぐにトイレなどがある駐車場の入口がありました。この道路は家田湿原入口の案内板が立っていたところを曲がらずに、そのまま進んだ道でした。先ほどの分岐点に「直進すると駐車場あり」の案内板があれば狭い道を通らずに済んだんですけどね(笑)
左の白い建物はトイレで、右側の建物は休憩などができる東屋でした。そしてトイレの前は舗装された駐車場になっていて、普通車が数台と大型車が2台停められるようですが、ここには未舗装の広いスペースもあったので、かなりの車が停められそうでした。そしてここからは家田湿原がすぐ眼下に一望できました。
駐車場に車を停めたらさっそく家田湿原へと向かいました。途中には「サイコクヒメコウホネ 大群生地」と書かれた看板が立っていました。サイコクヒメコウホネは漢字では「西国姫河骨」と書くそうですが、宮崎県では絶滅危惧種に指定されているそうで、ここには合わせて1000株以上ものサイコクヒメコウホネの大群生地があるそうです。
やまんはな橋のたもとに立てられている「家田湿原の紹介」の説明板です。これによると全長3㎞ほどの湿原に26種類もの絶滅危惧種があって、ここで発見された新種もあると書かれていました。
そしてサイコクヒメコウホネの説明もありました。日本一の群落や非常に珍しいなどと書かれていて興味をそそられますね(笑)
やまんはな橋の上から眺めた家田湿原です。湿原というと沼地のようなところをイメージしますが、ここは清流のようなきれいな水が流れる小川でした。宮崎県の「川南湿原」や、大分県の「タデ原湿原」などは木製の遊歩道が完備されていて、普段履きの靴でも観賞ができますが、ここにはそのような遊歩道も無くて、川岸のぬかるみに雑草が生い茂ったところ歩いて観賞するようでした。
サイコクヒメコウホネの群落です。これはやまんはな橋から見えた小さな群落ですが、この先にもたくさんの群落がありました。
そして群落をよく見ると、水中から伸びた茎の先に黄色い小さな花が咲いていました。サイコクヒメコウホネの花期は6月から10月とかなり長いので、この先も当分は楽しめそうですが、花は小さくて群生地も少し距離が離れているのでうまく撮影ができないんですよね。
案内板には岸辺の希少植物を踏まないようにとか、マムシに注意などとも書かれていたので、最初は近くまで行くのを躊躇しましたが、どうしてもサイコクヒメコウホネの花をきれいに撮りたくて、意を決して川岸まで行きました。でも行きも帰りもぬかるみにはまってしまって靴が泥だらけになってしまいました(笑) 画像の奥のほうに見えている小さな橋が やまんはな橋です。
今回は北川湿原を構成する家田湿原と川坂湿原の両方へ行くつもりでしたが、家田湿原がこんな状態だったので、川坂湿原へ行っても満足な見学は出来ないだろうと思って断念しました。
道の駅に湿原の案内看板を掲示するのなら、長靴が必須と一言でも書いてくれるとありがたいですね。ドライブの途中で道の駅を訪れる人は車に長靴なんてまず積んでませんからね。
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