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前記事で「道の駅 童話の里 くす」を紹介しましたが、次は道の駅の敷地内から眺めた県道679号を走行する戦車の記事です。


この日は朝の8時過ぎに「道の駅 童話の里 くす」へ到着して、しばらくは道の駅の建物などの写真を撮りましたが、道の駅がオープンする9時頃になったら、県道を一台の散水車が水を撒きながら通過して行きました。この散水車が通過した後には必ず戦車が来るんですよね。




散水車が通過した後はこんな感じで路面はビッショリと濡れていますが、戦車の履帯(キャタピラ)はコンクリートを削って粉塵が舞い上がるので、戦車の通過前には必ず散水車が水を撒くんですよね。




散水車が通過したのでカメラを構えて県道沿いの撮影ポイントで待っていると先導車がやって来ました。この車両の前面には「戦車誘導中 この後12両」と書かれたプレートが付けられていました。いつもはこの車両が通過してしばらくすると戦車がやって来るんですが、この時はすぐ後ろに戦車が見えていました。




この戦車は陸上自衛隊 玖珠駐屯地の西部方面戦車隊に所属する10式戦車(ひとまるしきせんしゃ)です。ここへは年に何回か戦車の見物に訪れていますが、最近は水陸機動団に所属する水陸両用装軌車 AAV7ばかりを見ていたので、久しぶりに見る10式戦車です。




10式戦車はあっという間に目の前を通過して行きますが、戦車からわずか2~3mの位置にいるので、エンジンの轟音や地面からの振動が直接伝わってきて迫力満点なんですよね。




目の前を通過した10式戦車は大勢の見物人が見ているすぐ横を先へと進んで行きます。この時は30人ほどの見物人がいましたが、ほとんどの人がスマホで戦車を撮影していました。県外からやって来てたまたまこの光景を見た観光客にとってはいい思い出になるでしょうね?




大勢の見物人が撮影をしている横を通り過ぎた10式戦車はこれから大分道の高架を潜ります。




大分道の高架を潜ると県道679号は国道387号との交差点に出て、信号待ちをしていた10式戦車は、信号が青に変わるとスピードを上げて国道を横切って行きます。




県道679号は通称を「戦車道」といって、地元の人たちには戦車が通る県道として知られていますが、何も知らない県外のドライバーが国道387号の交差点で信号待ちしている時に、いきなり戦車が目の前を横切ったらかなりビックリするでしょうね(笑)




国道387号を横切った戦車はこの先からは山へと登って行き、演習場の日出生台(ひじゅうだい)へと向かいます。




戦車の通る道路は県道なので一般車も走りますが地元車優先なので、画像は戦車が徐行して軽トラックが戦車を追い越して行くところです。画像の左端には道路脇で戦車を撮影している人も見えています。ここはマニアにとっては有名な撮影スポットなので、この日も道の駅には県外ナンバーの車がたくさん停まっていました。



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