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天門橋展望所を出発して天門橋を渡ると、天草諸島と別れて九州本土の宇土半島です。


りゅうママと天草を訪れるのは4年ぶりなので、天草諸島最先端の牛深まで行って、そこからフェリーで鹿児島県長島町へ渡りたかったんですが、このルートだとお家へ帰り着くのが深夜になりそうなので、天草諸島をゆっくりと観光するのは次の機会ですね。




天門橋を渡って宇土半島の北側を走る国道57号へ左折すると、すぐに「三角西港」の標識が見えてくるのでここに車を停めました。




三角西港は前日に訪れた三角東港と違って、フェリー乗り場などの近代的な港湾設備はありませんが、明治時代に築港された石積みのふ頭などが今でも残っていて現存する日本最古の港です。




ここからは今渡って来たばかりの天門橋と昨日渡った天城橋が見えます。ちょうど2つの橋が重なり合っているのでひとつの橋のように見えますが、手前の大きなアーチが天城橋で、その奥の鉄骨を組み合わせたような構造の橋が天門橋です。




ここにはこの様な案内パネルもありました。三角西港は明治20年に開港したとても古い港で、当時の姿をそのまま残しているので、多くの映画やドラマの舞台ともなっているところです。




この建物は明治中期頃に存在した旅館「浦島屋」を復元したもので、休憩所、カフェ、展示室などとして利用されています。




この建物は「龍驤館(りゅうじょうかん)」です。明治天皇の即位50周年を記念して建てられたそうでうが、現在はガイダンス施設として利用されているそうです。




石畳の通りをさらに進んで行くと白壁の大きな建物が見えてきますが、ここは「旧三角海運倉庫」で、三角西港が築港された当時に立てられた現存する唯一の建物で、現在はレストラン・カフェとして利用されています。




この石畳の通りは「ムルドル通り」と名付けられていますが、ムルドルは三角西港の設計をしたオランダ人技師の「ローエンホルスト・ムルドル」のことです。銘板を見ると昭和62年時点で築港100年記念ってことは、現在では築港134年になりますね。




港の中央付近には石積みの水路もありますが、この水路は「中の水路」と呼ばれて、石積みふ頭とともに世界文化遺産に登録されています。この水路の先に見える山を少し登ると「旧三角簡易裁判所 本館」もあります。




最後に見えてくる木造の建物は明治時代に回漕問屋として栄えた「旧高田回漕店」の建物で、内部は自由に見学することができます。
三角西港を出発したら、宇土半島北側の海岸線を走る国道57号を通って熊本市を目指します。


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