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道の駅「大野温泉」を出発したら、来た道を戻って再び国道219号へ出ました。


球磨川を渡って国道219号へ出たら八代市方面へ進みましたが、2㎞ほど走ると道路沿いにこの様な看板が見えてきたのでここに車を停めました。ここには熊本県名水百選に選定された「長命水」と、国内最大の石灰洞窟の「神瀬(こうのせ)の石灰洞窟」そして、その中に鎮座する「熊野座神社」があります。




ここは2020年の豪雨(令和2年7月豪雨)で大きな被害が出たところで、現在でもこの様に復旧工事を行っていました。本来なら工事中で立ち寄れないところですが、この日は土曜日で工事が休みだったので運よく車を停めることができました。




ここは初めて訪れるところで、しかも豪雨による土砂崩れで辺りが荒れていて、案内板なども無かったので、どこにどう行けばいいのか全く分かりませんでしたが、とりあえず山の中へと続く細い道(熊野座神社の参道?)があったのでここを奥に進んでみました。




参道らしき細い道を歩き始めるとすぐに朽ちたような看板が倒れていました。この看板の文字を読んでみると熊野座神社の由緒書きでした。大切な由緒書きがまだこんな状態のままであるってことは、この辺りの復旧は手付かずなんでしょうね?




細い道は先に進むほど荒れてきて、参道の脇には土砂崩れで流れ出たと思われる大小の岩がごろごろしていました。




元々は参道?の横を流れる沢への転落防止用に設置されていた思われるガードレールもこんな状態になっていました。かなり激しい泥流が流れたか、土砂崩れが発生したんでしょうね。




参道をさらに先へ進んでブロック造りの小さな小屋の前まで来たら、その先は道が無くなっていて、ここより先へは進めませんでしたが、その先には洞窟らしきものがポッカリと口を開けていたので、ここが看板に書かれていた「神瀬の石灰洞窟(こうのせのせっかいどうくつ)」で、この洞窟内に「熊野座神社」が鎮座していたんでしょうね?




国道沿いの看板に書かれていた「長命水」はどこにあるのかと、辺り一帯をかなり探しても見つけることができなかったので、諦めてここを出発しようと車に乗り込みましたが、目の前の盛土をした部分の向こう側が気になったので、ダメ元で出発前にちょっとだけ行ってみました。




盛土に上がってみると、三方を堤防のように盛土で囲まれた中に、柵で覆われて地面よりも深くなったところがありました。




そしてここには「長命水」と書かれた錆びた看板が立て掛けられていました。こんなところに熊本県名水百選の長命水があったんですね。ダメ元でここへ行ってみて大正解でした(笑)




盛土の上から眺めた長命水です。池のようなところの真ん中には小さな祠があって、湧水はこの祠の後ろの崖から湧き出しているようでした。




ここには水汲み場へと降りるコンクリートの階段があったので下まで降りてみました。




湧水は底に敷かれた小石の影響もあるのか?やや緑がかった色をしているように見えました。この水は肥後藩主の細川氏も茶に使用したといわれている名水だそうです。




小さな祠の中には一体の小さな石像が安置されていました。この像は水神様かと思ったら「龍神」と書かれていました。長命水は名前の通り飲めば長生きができる神の水として地元では大切にされている湧水ですが、人吉・球磨地方は令和2年7月豪雨によって甚大な被害が出たところで、豪雨から4年以上経った今でも復興半ばって感じなんですよね。



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