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道の駅「吉野ヶ里」を出発したら、大分方面へ向かって40㎞ほどの距離をノンストップで走りました。


道の駅「吉野ヶ里」がある佐賀県からは、大分方面へ向かっていくつかの国道、県道を走って福岡県久留米市へ入りましたが、ここから先は大分県日田市までは国道210号線を走りました。




久留米市街地を抜けて国道210号をさらに大分方面へ走ったら、国道から外れて福岡県久留米市田主丸町にあるJR久大本線の「田主丸駅(たぬしまるえき)」へ寄りました。画像は田主丸駅の駅舎の入口で、ごくありふれた地方の小さな駅舎って感じですが・・・




少し離れて眺めると駅舎はカッパの姿をしていました。田主丸町にはカッパの伝説が多く残っていて、このカッパの姿をした駅舎は地元の高校生がデザインしたものを参考にしているそうです。




田主丸駅は国道210号を曲がって真っすぐな道を500mほど進んだ正面にあるので、国道からでも見えますが、何も知らない人がこの光景を見たら遊園地でもあるのかな?と勘違いしそうですね(笑) ちなみに駅舎全体はカッパが寝そべっている姿をイメージしているそうです。




駅舎には二ヵ所の入口があって、上のほうで載せた画像は列車へ乗降する人のための出入口ですが、こちらのカッパの顔の下にあるガラス扉はカフェへの出入口です。




ここは「カッパ テリア」という駅カフェが入っていて、おすすめメニューが店頭に掲示されていましたが、とんこつラーメンもあるようなのでお年寄りでも入り易そうですね(笑)そしてどちらの入口から入っても建物内では繋がっていました。





駅舎の前には植え込みに下半身が隠れように「楽太郎河童」がいました。手元がよく見えませんが、田主丸特産のブドウや柿を両手いっぱいに抱えていました。




そして駅舎内には「かっぱ駅長」もいました。このカッパはどことなく不気味な感じがしましたが、そう思うのは私だけでしょうか?(笑)




ホームへも行ってみました。ここにはあぐらをかいて列車の乗客をお迎えする「お迎え河童」がいるそうなんですが、この時は存在を全く知らなくて見過ごしてしまいました。田主丸町には数多くの河童伝説が残っていて、町内全体で千体以上ものカッパの像があるそうなので、河童像巡りをするのも面白そうですね。




ホームの一角にはスタンプ台や、ぬいぐるみが置かれた台があって、台には「かんぱち いちろく」と書かれていました。「かんぱち いちろく」はJR九州が運行する観光列車で、今年の4月から営業運転を行っていますが、パッケージツアー専用列車なので座席だけの予約はできなくて、時刻表にも記載されていない幻?の列車なんですよね。




田主丸駅を出発したら国道210号をさらに先へ進んで大分県に入り、日田市にある道の駅「慈恩の滝くす」で休憩をしていたら、見たことのない列車がゆっくりとやって来たので大急ぎで撮影をしました。




この列車は「慈恩の滝」の前までやって来ると、ゆふいんの森号のように滝見物のために最徐行運転をしたので、近くまで行って撮影をしたら観光列車の「かんぱち いちろく」でした。時刻表も無くて運行予定も不明な列車をここで見れたのは意外でしたが、JR田主丸駅は「かんぱち いちろく」の停車駅だったようなので、田主丸駅でもうしばらく待っていればよかったですね。




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