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魔林峡を出発したら国道500号・496号を上流へ向かって進みました。


国道を500mほど走ると右側に郵便局が見えてきましたが、その手前には「猿飛甌穴群」と書かれた案内が立っていたので矢印に従ってここを狭い道へと左折しました。




左折するとすぐに広い駐車場に出ました。ここは余裕をもって線引きされていて、十数台の普通車や観光バスなどの大型車も停められそうでした。




駐車場から30mも歩くと渓谷へ出て「天然記念物 猿飛甌穴群」と刻まれた石碑が建っていました。そして石碑のうしろには白っぽい無数の岩とその間を流れる清流が見えていました。この岩が水流による浸食で岩石の表面に無数の穴が開いた甌穴群です。




石碑の横には「猿飛甌穴群」の説明板もありました。




石碑のある辺りは渓谷沿いの遊歩道になっていますが、遊歩道の一部は地面に雪が積もったように白くなっていました。




そしてこの地面の真上をを眺めるとたくさんの八重桜が咲いていましたが、すでに盛りを過ぎて散り始めているようでした。




遊歩道の奥のほうには古民家のような建物が見えますが、この建物は「さるとび茶屋」といって、紅葉で賑わう時季だけうどんやそばなどを提供するお食事処のようです。




さるとび茶屋の手前には渓谷に架かる小さな吊り橋があって、この橋の上が国の天然記念物になっている甌穴群の「猿飛千壺峡」の撮影スポットになっています。






吊り橋の上から上流側にある「猿飛千壺峡」を眺めた景色です。白っぽい岩石に囲まれた中を流れる清流のような光景ですがこの清流は山国川なんですよね。河口付近では200mほどの川幅になる山国川も源流近くではこの様な小さな川なんですね。そしてこれらの岩石には無数の甌穴(千壺)が開いていて、野生の猿が岩から岩へと飛び渡っていたことから「猿飛千壺峡」と名付けられたそうです。




このポッカリと窪みのように開いた穴が甌穴です。自然の力だけで長い時間をかけて固い岩石にこの様な大きな穴が開けられるのは何とも不思議な感じがしますね。




こちらは吊橋の上から眺めた下流側です。下流側には甌穴群は無くて緩やかな流れになっていて、この先には先ほど訪れた魔林峡に架かる念仏橋があります。




吊り橋の上から猿飛千壺峡を眺めたら、甌穴を目の前に見ることができる河原へ行きました。遊歩道の途中には目に眩しいほど鮮やかな新緑のカエデの木がありました。




そしてカエデの新緑の中にはより鮮やかなヤマフジが咲いていました。ヤマフジの花はこの時季の山間部で普通に見られる光景ですが、花が咲いてない季節はどこにあるのかさっぱり分からないんですよね。






水際まで降りて眺めた甌穴群です。耶馬渓には奇岩秀峰の名所がたくさんありますが、断崖絶壁で近付けないところばかりなんですよね。それに対して猿飛千壺峡の甌穴群はここでしか見られない光景で目の前まで行くこともできるんですよね。
これらの岩には上がることもできますが、さすがにおサルさんのように岩から岩へ飛び渡るのはちょっとムリですね(笑)



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