やまなみハイウェイ最高地点の牧ノ戸峠を出発したら、やまなみハイウェイをさらに別府方面へと進みました。
牧ノ戸峠を出発するとすぐに、正面にはこの様な姿をした山が見てきます。この山はこれから向かう飯田高原(はんだこうげん)の長者原登山口からは3つの峰が見えることから名付けられた「三俣山(みまたやま)」ですが、この山は実際には4つの峰があって、ここからはそのすべての峰が見えるんですよね。
牧ノ戸峠からはクネクネの坂道をしばらく下って、標高1000mの長者原登山口に到着しました。この画像は長者原登山口から数百mほど進んだところから撮影しましたが、ここから眺めた三俣山は名前の通り3つの峰が見えるんですよね。
長者原登山口に車を停めたらまずは、くじゅうの自然などを紹介した展示施設の「長者原ビジターセンター」へ向かいました。
長者原ビジターセンターの内部はこの様になっていて、くじゅうの自然などについての様々な展示が行われていて、入館は無料ですがじっくりと見学すれば30分程度では終わらないでしょうね。
今回ここを訪れたのは、これから向かうラムサール条約に登録されている「タデ原湿原」にこの時季はどんな花が咲いているか確認するためです。
長者原ビジターセンターでこの時季に咲く花を確認したら、すぐにはタデ原湿原へは向かわずに登山口の周辺を散策しました。最初に向かったのは「筑後川源流の碑」です。
この石碑の横には説明書きもあって、くじゅう連山を源とした小さな流れは九州四県(熊本、大分、福岡、佐賀)にまたがる143㎞もの旅をして有明海へと注いでいるんですね。
この小さな流れ(渓流)が筑後川の源流のひとつの白水川です。白水川は下流へ行くと九重夢大吊橋の下を流れる鳴子川と合流して、さらに下流では玖珠川と合流し、日田市へ入ると三隈川となって、福岡県へ入ると筑後川の本流になります。
筑後川源流の碑のすぐ近くには「坊がつる讃歌の碑」もあります。坊がつる(坊ガツル)はタデ原湿原と並ぶ日本最大級の湿原で、ラムサール条約にも登録されていますが、長者原登山口からは三俣山の麓から登山道を通って裏側に廻り込んだところにあるので、一般の観光客が行くにはちょっと厳しいんですよね。
そして駐車場のすぐ横には、くじゅう連山の登山者を見守るように山岳ガイド犬「平治号」の銅像があります。
白水川沿いの遊歩道を歩いていると、絶滅危惧種にも指定されているヒゴタイの花が咲いていました。ここを訪れたのは8月の初旬だったので、ヒゴタイはまだ早いだろうと思っていただけに、この瑠璃色をした球状の花を見た時にはちょっと感激しました。
そして頭上ではノリウツギの房状の白い花も咲いていました。
しばらく白水川沿いの散策路を歩きながら花の観賞をしたら、白水川に架かる橋を渡ってタデ原湿原に向かいました。タデ原湿原の向こうには三俣山が見えていますが、「坊がつる」は三俣山の裾野に広がる小高くなった林を抜けた向こう側に広がっているので、ここからは全く見えないんですよね。
三俣山の横には雪が積もったように山肌が白くなった硫黄山も見えました。この時は噴気を上げていませんでしたが、なだらかで女性的なくじゅう連山の中では、この山だけが活火山を実感させる荒々しい姿をしているんですよね。
この時季のタデ原湿原には茅が散策路よりも高く繁っていて、30分以上も花を探して散策路を歩き廻りましたが、ほとんど花を見つけることができず、かろうじて見つけたのは茅よりも背が高くなって黄色い花を咲かせるハンカイソウだけでした。
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牧ノ戸峠を出発するとすぐに、正面にはこの様な姿をした山が見てきます。この山はこれから向かう飯田高原(はんだこうげん)の長者原登山口からは3つの峰が見えることから名付けられた「三俣山(みまたやま)」ですが、この山は実際には4つの峰があって、ここからはそのすべての峰が見えるんですよね。
牧ノ戸峠からはクネクネの坂道をしばらく下って、標高1000mの長者原登山口に到着しました。この画像は長者原登山口から数百mほど進んだところから撮影しましたが、ここから眺めた三俣山は名前の通り3つの峰が見えるんですよね。
長者原登山口に車を停めたらまずは、くじゅうの自然などを紹介した展示施設の「長者原ビジターセンター」へ向かいました。
長者原ビジターセンターの内部はこの様になっていて、くじゅうの自然などについての様々な展示が行われていて、入館は無料ですがじっくりと見学すれば30分程度では終わらないでしょうね。
今回ここを訪れたのは、これから向かうラムサール条約に登録されている「タデ原湿原」にこの時季はどんな花が咲いているか確認するためです。
長者原ビジターセンターでこの時季に咲く花を確認したら、すぐにはタデ原湿原へは向かわずに登山口の周辺を散策しました。最初に向かったのは「筑後川源流の碑」です。
この石碑の横には説明書きもあって、くじゅう連山を源とした小さな流れは九州四県(熊本、大分、福岡、佐賀)にまたがる143㎞もの旅をして有明海へと注いでいるんですね。
この小さな流れ(渓流)が筑後川の源流のひとつの白水川です。白水川は下流へ行くと九重夢大吊橋の下を流れる鳴子川と合流して、さらに下流では玖珠川と合流し、日田市へ入ると三隈川となって、福岡県へ入ると筑後川の本流になります。
筑後川源流の碑のすぐ近くには「坊がつる讃歌の碑」もあります。坊がつる(坊ガツル)はタデ原湿原と並ぶ日本最大級の湿原で、ラムサール条約にも登録されていますが、長者原登山口からは三俣山の麓から登山道を通って裏側に廻り込んだところにあるので、一般の観光客が行くにはちょっと厳しいんですよね。
そして駐車場のすぐ横には、くじゅう連山の登山者を見守るように山岳ガイド犬「平治号」の銅像があります。
白水川沿いの遊歩道を歩いていると、絶滅危惧種にも指定されているヒゴタイの花が咲いていました。ここを訪れたのは8月の初旬だったので、ヒゴタイはまだ早いだろうと思っていただけに、この瑠璃色をした球状の花を見た時にはちょっと感激しました。
そして頭上ではノリウツギの房状の白い花も咲いていました。
しばらく白水川沿いの散策路を歩きながら花の観賞をしたら、白水川に架かる橋を渡ってタデ原湿原に向かいました。タデ原湿原の向こうには三俣山が見えていますが、「坊がつる」は三俣山の裾野に広がる小高くなった林を抜けた向こう側に広がっているので、ここからは全く見えないんですよね。
三俣山の横には雪が積もったように山肌が白くなった硫黄山も見えました。この時は噴気を上げていませんでしたが、なだらかで女性的なくじゅう連山の中では、この山だけが活火山を実感させる荒々しい姿をしているんですよね。
この時季のタデ原湿原には茅が散策路よりも高く繁っていて、30分以上も花を探して散策路を歩き廻りましたが、ほとんど花を見つけることができず、かろうじて見つけたのは茅よりも背が高くなって黄色い花を咲かせるハンカイソウだけでした。
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