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高知県の道の駅「よって西土佐」を出発したら、四万十川沿いを通る国道441号を河口方面へ走って今夜のお宿へ向かいます。


日本最後の清流といわれる四万十川にはたくさんの沈下橋が架かっているので、沈下橋の見物をしながら先へと進みましたが、最初に見えてきたのは「岩間の沈下橋」と書かれた標識です。沈下橋は全国にありますが、四万十川には特に多くの沈下橋が架かっているんですよね。ちなみに沈下橋は全国で色んな呼び名があって、隣の徳島県では「潜水橋」と、大分県では「沈み橋」と呼んでいます。




四万十川に架かる沈下橋は地区の生活道路の一部なので、車で通ることも可能で私たちも岩間沈下橋は車で渡りました。ちなみに沈下橋とは洪水などの時に橋が水面下に隠れて、流木等による被害を受け難くする橋のことで基本的には欄干も無いんですよね。岩間沈下橋は全長が120m、幅員は3.5mしかないので車で通るのはかなりスリリングなんですよね(笑)




岩間沈下橋の近くには「岩間四万十茶屋」という小さなお店があって、ここは岩間沈下橋を見物する時の駐車場にもなっているので、ここからも岩間沈下橋を眺めてみました。




ここにはこの様なものもありました。最初は四万十川や沈下橋の説明板かな?と思いましたが、刻まれている文字を読んでみると、演歌歌手の三山ひろしさんが歌っている「四万十川」という歌の歌詞でした(笑)




岩間沈下橋を出発して次に寄ったのは「勝間沈下橋」です。この橋は全長171.4m、幅員4.4mの橋ですが、橋脚が3本ある珍しい沈下橋と書かれていたのさっそく見物に行ってみました。案内板には25と数字も書かれていますが、四万十川には60以上もの沈下橋が架かっていて、その内48の沈下橋が生活に重要な橋として保存対象になっているそうです。




四万十川の河原から眺めた勝間沈下橋です。案内板に書かれていた通り橋脚が3本ある珍しい橋ですね。橋の上では何人かが歩きながら沈下橋の見物をしていましたが、以外にも若い人が多かったですね。




しばらくすると消防車がやって来て勝間沈下橋を渡って行きました。四万十川に架かる沈下橋は今では観光資源としてすっかり定着していますが、この光景を見ると地域の生活に根差した道路ってことを実感しますね。




勝間沈下橋を出発したら国道441号をさらに先へ進みましたが、この辺りから国道441号は車同士がすれ違えない狭いクネクネの「酷道区間」になります。でも道路上には対向車がやって来ることを事前に点灯して知らせる「対向車注意」の電光表示板が何ヵ所もあるので、退避場所で対向車をやり過ごせば立往生することは無いんですよね。とても便利な設備ですが、九州では見たことが無いですね。




酷道区間を電光表示板のおかげで対向車と睨めっこすることも無く無事に通り過ぎて、次に寄ったのは高瀬沈下橋です。高瀬沈下橋は全長232.2m、幅員3.4mの四万十川で3番目に長い沈下橋で、この時はちょうど橋の上を軽トラが走っていましたが、橋の両端には白線も引かれてなくて、車が橋から落ちないかと見ている方がドキドキでした(笑)




四万十川に架かる沈下橋で最後に寄ったのは、四万十川の最下流に架かる佐田沈下橋です。この沈下橋は四万十市街地からも近くて、四万十川で最長の沈下橋なので観光客が最も多く訪れるところです。




ここには広い駐車場と、きれいに整備されたトイレもありました。




これが佐田沈下橋です。全長は291.6m、幅員は4.2mあるそうです。あまりに長いのでこの画像でも対岸の最後の橋脚はよく見えないですね。




佐田沈下橋は青色の橋脚が特徴的な橋ですね。この橋脚は全部で19本あってこれも四万十川に架かる沈下橋では最多だそうです。




そしてこの沈下橋だけは橋の途中に二ヵ所ほど広くなったところがあって車がすれ違える?ようになっていました。




駐車場には「沈下橋を楽しむためのルール」と書かれた看板も立てられていました。沈下橋の周囲にはお土産屋さんなど観光施設は全く無いので、地元の人にとって観光客は迷惑なだけの存在かも知れないので、最低限のルールは守りたいですね。
ここを出発して四万十川沿いを下ると、すぐに四万十市街地へ入って今夜のお宿へ到着です。



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